歴史ぶらり1人旅

歴史好きのかっくんです。歴史スポットを一人気ままに探訪します。

滋賀県 歴史探訪4 小谷城探訪

 こんにちは、rekikakkunです。

 

 滋賀県歴史スポット探訪の4日目 4/8は、これぞTHE戦国、

 近江浅井氏の本城、小谷城跡を探訪しました。

 

<探訪13> 小谷城

 最初に小谷城跡全体図を下に載せます。

f:id:rekikakkun:20210829154329j:plain

小谷城全体図

  10:00に小谷城駐車場に車で到着。

        (上絵図の赤い「現在地」付近) 

  途中に下の絶景写真が撮れました。 

f:id:rekikakkun:20210831094621j:plain

小谷城 中腹より琵琶湖、竹生島山本山城跡の絶景 (駐車場に至る途中)

  10:10 金吾丸跡  

    六角氏が小谷城を攻めた際、朝倉宗滴が援軍布陣

            した所との事。

   一番前線に朝倉援軍が構えていたんだね-。

   後の対信長戦で、後方の大嶽に布陣した時と覚悟の

   違いが感じられました。(ただ状況は違いますが)

f:id:rekikakkun:20210831100920j:plain

金吾丸跡

      

  10:10 番所

f:id:rekikakkun:20210831102134j:plain

番所

 

  10:25小谷城西方面俯瞰 

   番所跡から少し登ると、織田軍が小谷城落城までの

   約1年間布陣した虎御前山が眼下にはっきりと

   見えました。めちゃ近くです。

   よって手前の小谷城と虎御前山の間の平野(城下町)は

   織田に制圧されていたと思われ、浅井氏側の辛さが

   ひしひしと感じとれます。

f:id:rekikakkun:20210831102820j:plain

手前小谷城、正面が虎御前山、右手に琵琶湖竹生島、右端に山本山


  10:30 御茶屋  

f:id:rekikakkun:20210831102319j:plain

御茶屋跡1

f:id:rekikakkun:20210831102351j:plain

御茶屋跡2 説明図 (イメ-ジし易くて優しい図ですね)

 

  10:35 馬洗池  

f:id:rekikakkun:20210831104619j:plain

馬屋 (近くに馬洗池)

   10:40首据石

f:id:rekikakkun:20210831105101j:plain

 

  10:40小谷城東方面俯瞰

   岐阜県境の伊吹山、秀吉の横山城姉川合戦の位置関係

   が良く分かりました。信長との戦初期の横山城の遠さと

   後期の虎御前山城の近さ(時代)の違いを実感できて

   ・・・感動( ^ω^)

   (下の写真と下の説明図がほぼほぼ同じ位置です)

f:id:rekikakkun:20210831110128j:plain

小谷城東方面 (伊吹山横山城姉川合戦方面)

f:id:rekikakkun:20210831110227j:plain

小谷城東方面説明図 (こういう説明図分かり易いですねー)

 

 11:00  本丸、大広間着

  本丸への入口、黒鉄門を境に、先程のお茶屋の説明図と

  繋がっています。

f:id:rekikakkun:20210831112449j:plain

本丸、大広間 説明図

f:id:rekikakkun:20210831112117j:plain

黒鉄門跡(本丸、大広間への入口)

f:id:rekikakkun:20210831112241j:plain

大広間跡

f:id:rekikakkun:20210831112344j:plain

本丸跡

   大広間に・・・多分お市の方や3姉妹が籠城時に生活

   していた御殿があったのだと、思い込みます(笑)。

   (礎石等まだ発掘してるのかな?) 

   同じ場に立っていると思うと・・・じ~んとしながら

   大広間を不審者のごとく1人うろうろ(汗)

 

 11:15本丸西側の帯曲輪、お局屋敷跡

f:id:rekikakkun:20210831114145j:plain

本丸西側の帯曲輪

f:id:rekikakkun:20210831114236j:plain

帯曲輪の石垣跡(石垣が沢山転がってました)

  11:20本丸と中丸間の大堀切

f:id:rekikakkun:20210831113616j:plain

本丸と中丸間の大堀切(写真の右側が本丸、左側中丸)

  11:25中丸

f:id:rekikakkun:20210831115920j:plain

中丸 説明図

 

 11:30京極丸、小丸

f:id:rekikakkun:20210831120202j:plain

京極丸、小丸 説明図

 

  浅井氏の主家筋に当たる近江守護京極氏が住んでいたところ。

  小谷城落城のおり、秀吉が攻め登り、長政の本丸と久政の

  小丸との間を遮断したところとしても有名。と偉そうに

  言いながらその登り口が見つからず残念(・・・_| ̄|○)

f:id:rekikakkun:20210831120844j:plain

京極丸跡

f:id:rekikakkun:20210831121039j:plain

小丸跡 (浅井久政自刃の曲輪)

  

  11:43大石垣跡

f:id:rekikakkun:20210831122121j:plain

大石垣跡

 

  11:45山王丸跡

   ここから様相が変わり、石ごつごつした所が通り道に

   なってきたのと同時に、少し寂しい雰囲気になってきます。

f:id:rekikakkun:20210831122334j:plain

山王丸入口

f:id:rekikakkun:20210831123027j:plain

山王丸跡

 

  この下の写真(山王丸の出口)の道を行くと、人と会わなく

  なり、道も城跡と言うよりは、完全な細い山道となりました。

  特にここからは転落、動物、迷子等注意が必要です。

f:id:rekikakkun:20210831123450j:plain

山王丸から六坊へ向かう道 (いっきょに細い山道になっていく)

f:id:rekikakkun:20210831123812j:plain

山王丸から下る道 (ほとんど岩の道)

f:id:rekikakkun:20210831123931j:plain

山王丸から六坊へ向かう途中で見た大嶽山

  11:50六坊跡

   お寺の出張所が複数あった所との説明がありましたが、

   だいぶ寂しい所でした。  

f:id:rekikakkun:20210831125037j:plain

六坊跡

 

  11:55分岐点

   左手は山道を下って清水谷(城下町)に至る。

   奥の方向が大嶽方面に至る登り道。  

f:id:rekikakkun:20210831125630j:plain

分岐点 

 

 12:00月所丸跡

  大嶽方面と少し外れますが、せっかくですので、

  月所丸へ向かいました。この道足ずらすと落ちるので注意。  

f:id:rekikakkun:20210831130206j:plain

月所丸に至る道

f:id:rekikakkun:20210831130314j:plain

月所丸跡


  大嶽城までの最後の道のり

   大嶽(おおづく)城は朝倉軍が小谷城後詰めで駐屯

   してましたが、信長軍に小谷より先に落城されて

   しまい、勝敗に大きく影響した城と言われています。

   さあ~大嶽城へ気合入れて登ります。

   登り道あと500m・・・長い。 

f:id:rekikakkun:20210831130711j:plain

大嶽へ向かう登り道

 

  ところが途中岩尾という場所が、実は小谷城随一の景観場所

  であることが分かりました。

  そこは一歩踏み外したら数百m落下する

  崖っぷちですが・・・。

f:id:rekikakkun:20210831130839j:plain

岩尾1 (崖っぷち)

 

  うお~小谷城本丸側が丸見えになる凄い景観です。

f:id:rekikakkun:20210831131431j:plain

岩尾2 (手前の小谷城本丸を見おろす景観)

 

f:id:rekikakkun:20210831131551j:plain

岩尾3

(写真右端の小谷城本丸から左方向に回って現地に至る、奥は伊吹山)

 

 さあ~ホントに最後の登り坂です。

f:id:rekikakkun:20210831132140j:plain

大嶽城に至る最後の登り(この先が大嶽城)

  12:30大嶽城到着

f:id:rekikakkun:20210831132405j:plain

大嶽城跡1

f:id:rekikakkun:20210831132507j:plain

大嶽城2 (本丸中心部)

  ちょっとこの形を想像するのは難しかったけど、

  大嶽城跡想像図です。

f:id:rekikakkun:20210831132557j:plain

大嶽城3 説明図

  10:00から小谷城登城し、12:30に大嶽城(山頂)

  に到着しました。

  山王丸以降誰とも会えず、目的は達したので、ここから

  一気に下りました(笑)

  戻る途中、六坊付近でおサルさんが私の前を横切り

  ましたが、本丸まで来て人と会って一安心(汗)。

  13:30頃駐車場に戻りました。

 

 <探訪14>小谷城周辺

   昼食後14:30頃小谷城資料館を見てから、車に収納

  してきた折り畳み自転車で清水谷を見て回りました。

  清水谷は小谷城を構成する2つの尾根の間にある谷で、

  そこには家臣の屋敷等城下町が構成されていた様です。

  基本何もないので、頭で勝手に想像していきます(笑)

f:id:rekikakkun:20210831133133j:plain

清水谷1

 

f:id:rekikakkun:20210831155509j:plain

清水谷2 (遠藤屋敷跡)

f:id:rekikakkun:20210831163856j:plain

     小谷城下町案内板(右上が小谷城、左下が虎御前山、

    その間が城下町)、分かり易くてGood👍 です。

   

   15:00小谷城下を自転車でぶらぶらして、小谷城の遠景写真

   を撮りました。構図がかっこいいなー。

f:id:rekikakkun:20210831163419j:plain

小谷城全景

(写真右側の尾根が本丸、中央一番高い山が大嶽城、

左側尾根にも砦、両尾根の間が清水谷)

 

  上の写真の背面には虎御前山があり、桜も見事でした。

  この小谷と虎御前山の間が城下町だったんですね-

  (ラフな言い方ですが)

f:id:rekikakkun:20210831160901j:plain

虎御前山と桜

   

   小谷城自体は3時間半のみの探訪でしたが、中身多く

   上手に描き切れずすいません。(描く技術が無いっす)

   ・・・が、それほど見所が多く、地元の方々や関係者の

   努力と知恵により当時の姿を上手く保存している貴重な

   城跡だと思いました。

   

   ご鑑賞ありがとうございました。