歴史ぶらり1人旅

歴史好きのかっくんです。歴史スポットを一人気ままに探訪します。

群馬県 歴史探訪1 山の上にこんなに石垣が! 新田金山城(2/2)

 

こんにちは、rekikakkunです。

 

 <探訪1>新田金山城跡 の続き(2/2)

 全体図(写真1)を再度載せます。  

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(写真1) 新田金山城全体図

 前回は上の(写真1) の左端の駐車場から、

 写真中央の■6の物見台まで進みました。

 物見台を降りて先に進むと、(写真11)の様に

 案内看板がありました。

 現在の位置と次に向かう方向が分かる看板が

 随所に設置されていて、大変分かり易かったです。

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(写真11) 物見台から次の馬場曲輪に進む

 

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(写真12) 馬場曲輪

 馬場曲輪を降りて進むと本丸の手前に(写真13)の月の池が

 あり、また堀切でこれまで通ったエリアが分離してます。

 いよいよこの先が本丸でしょうか。

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(写真13) 月の池 (写真1の■8)

  お、石垣でできた虎口が見えてきました。

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(写真14) 大手虎口の入口へ進む

 月の池を左に見ながらいよいよ金山城最大の見どころ

 である、大手虎口の石垣群を見ます。

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(写真15) 大手虎口の手前 (写真1の■9です)

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(写真16)大手虎口の入口
(おおーこれだー、凄い迫力だよー)

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(写真17) 大手虎口を進んで振り返って見る

 大手虎口は金山城の案内写真でよく見る所ですが、

 期待通りで、本当に圧巻でしたよー😊

   200mを超える山の上に当時こんな遺構を作れた

 なんて、驚きでした。

 

 そして虎口を上がって休憩所に行きますと、南の都心方向と

 関東平野が見渡せます。

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(写真18) 休憩所から南方向(都心方向)を見る

 

  この先の本丸中央に新田神社があり、また本丸の外側を

  廻ると当時の石垣が少し残ってる所もありました。

    

  感想としましては、駐車場まで行けば、そこからは

  お散歩気分で日本有数の山城石垣群が見れる

  素晴らしい城でした。

  

  さて金山城太田市にありますが、この付近は

  金山城が活躍するよりもっと昔には、新田義貞

  有名な新田源氏の本拠地でした。

  金山城は新田氏の一族の岩松氏が築城し、その後

  戦国時代に家臣の由良氏が台頭し城主となりました。

  1570年から80年代にかけて武田や上杉、北条

  と渡り合うのはこの由良氏となります。  

 

 <探訪2> 生品神社

  時はさかのぼり鎌倉時代の末期、1333年、

  元弘3年5月8日、御醍醐天皇の綸旨を受けた

  新田義貞は鎌倉侵攻の為に、この生品神社

  挙兵しました。

  境内入口で時代を感じながら見ていると、

  自転車で下校する通りすがりの中学生達が、

  一様に「こんにちわー」と私に声を掛けてくれました。

  子供たちはここがどの様な歴史を持つ場所か

  分かっている様ですね。

  名門源氏の雰囲気を十分感じることが出来ました。

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(写真19) 生品神社 境内入口

 

 境内に入るとすぐに、白くてかわいい猫ちゃんが

 お迎えに待っててくれてました。

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(写真20) 境内で待っていた猫ちゃん

  

  足利館跡にも行って、新田足利の距離感を感じたかった

  のですが、日も暮れ始めたのであきらめ、前橋駅近くの

  ビジネスホテルに泊まりました。

  

  1日目はこれで終わりです。

  ご鑑賞ありがとうございました。m(_ _"m)