こんにちは-、rekikakkunです。
奈良探訪3日目です。
2日目夜部屋が移動し、3日目の朝、外を覗いたら
綺麗な耳成山を見ることができてラッキーでした👍。
翌日以降は雨予報なので、最後の山城を狙いに、
お寺の山頂及びその少し越えた先にあります。
まずは鉄道、バスを駆使し、朝護孫子寺
を目指します。
8:52大和八木駅発
9:05近鉄下田駅着
徒歩で近鉄線からJR線に移動
9:30JR香芝駅発
9:45王寺駅着
10:25王寺駅バス発
バス停の場所は鉄道を出て案内があり、
分かり易かったです。
バスに乗る際は50人以上並んでいて、
2台満席で発車しました。
そして信貴山を登る途中で渋滞となり、
なかなか進まないので、運転手さんから、
奈良県側からお寺に一番近い「信貴大橋」
の1つ前のバス停「信貴山」で下車を薦められて、
10:45頃ほぼ全員バスを降りました。
でもここからお寺までは宿やお店がある門前町
でしたので、丁度良かったです。のんびり歩きました。
さて、ここで朝護孫子寺の地図を掲載し、
概要を記しますと、
地図右下から歩いてきて、仁王門を越え、
赤い印の現在地、「信貴山観光iセンター」
を目標として向かいます。
ここに地図、情報、トイレ等ありますので
信貴山全体の出発点になると思います。
そして一番上の空鉢護法が信貴山山頂で、
かつ信貴山城の本丸とのことです。
(普通は山城は下から登るので本丸が最後に
なるのですが、ここの場合山頂の本丸から
反対側に下りますので、ちょっと不思議な感じでした)
門前町を10分程歩くとお寺の入口仁王門に到着しました。
そしてふと脇の駐車場を見たら車一杯(´д`)
その先の赤い橋も車が進んでいません。
単純に月曜日の平日は空いている思っていた私は
ちょっとびっくりでした。
実は種明かしをすると、当日は1月10日成人の日。
感得し、その後物部守屋との戦いに勝利したとのことで、
勅号を賜ったとされています。
よってお寺には張り子の虎等が沢山ありました。
寅年の今年は奈良県でもいつもより多く紹介
されていて混んでるでしょうと、戻ってから
宿の方が教えてくれました。
「空鉢護法(くうはつごほう)」を目指し、
お寺内を進みます。
信貴山城まで520m、松永屋敷まで860mの案内板。
広いお寺ですが、至る所に案内があるので分かり易いです。
ちょっとお城の案内が多いのが意外でした。
このお寺も信貴山城整備に協力してくれてるからかな?
ありがたいですねー(⌒∇⌒)。
少し進むと登りが急になってきました。
山頂に登る途中、ここ何かの遺構?(切岸とか堀とか)
かもしれないな~とパシャリ。
明らかに他の方たちと見てる方向が違います(笑)
ほぼ登ったところに縄張り図がありました。
そして優しい案内で迷子にならず信貴山頂、
空鉢護法に到着しました。
空鉢護法は国宝の信貴山縁起絵巻でも語られている
由緒あるお堂になっているそうです。
ここまでは参拝客が大勢居ました。
ここに天守(多層櫓)があって松永弾正が爆死したのかな?
確かに一番高いところですが、残念ながらその面影は
ありませんでした。
さて、ここからお寺を離れて、いよいよお城の遺構に向かいます。
朝護孫子寺の反対側の山腹を降りていきます。
縄張り図を見ると、山頂から反対側の180°に
渡って城郭が構築されてる巨大な山城みたいです。
ただし下の写真の道を進んでから城跡で出会ったのは
10人弱でした(笑)
ちょうど写真17を撮っている反対側が一番の眺望でした。
少し降りていきますと、もうすぐに何やら腰曲輪?
みたいな場所が・・・。
立入屋敷から降りると、分岐点に来ました。
ここに松永屋敷の案内があるので安心です。
最初に正面の曲輪に行きました。
曲輪と堀切がはっきりと残ってました。
こんな所に来るお客さんは一人も居ません( ´∀` )
分岐点正面の図⑤の曲輪と堀切を散策した後、
分岐点に戻り、松永屋敷方面に向かいます。
さて、ここからが城遺構として、最も整備されている場所となります。
松永屋敷、グーグルマップでも載っていますが、
信貴山城で松永弾正の居館があり、城の中核であった
とのことです。
本丸、山頂には城の遺構が無いのですが、その下の
曲輪や土塁、堀等は多数残ってます。
そしてこの松永屋敷が信貴山城整備のメイン
になってる様です。
確実にここに居たんだと言えそうですよね~〇。
ほぼ主曲輪群の先まで来たので、戻って松永屋敷出入口を降ります。
松永屋敷を降りて、東側に向かうと、そこからもアクセス出来ました。
ここで、3組程の人達がこの道を進んでいったので、
何かあるのかな?と進みました。
・・・がお城探索にとっては、これが失敗でした。
どんどん降りて行く道で、進むと池があり、
グーグルマップを見たら大沢池でした。
もう少し曲輪、堀等散策したかったのですが、
どうもお城の遺構から離れてしまっていた様です。
池で釣りをしているの方達が居ました。
さて、これで信貴山の探訪は終わり帰ります。
帰る際、見上げたお寺が映えますねー。
本日は天気が良く、行って良かったです。
帰りもバスが混んでいて、14:30頃
バスで進む途中、外を見ると登る車がまだ
大渋滞してました( ;∀;)
今回信貴山城を探訪して思ったのは、
落城して廃城になった割には、思った以上に
遺構がはっきり残っていたと感じました。
また一時代を築いた武将の生き様を感じながら
いつもの様にうろうろ( ´∀` )
そう感じられたのは、整備して下さっている
関係者の方々のおかげと思います。
さて次回は奈良県探訪の最終日、
多聞山城を中心に作ります。
(時系列が逆で申し訳ないです)
ご高覧ありがとうございました。