歴史ぶらり1人旅

歴史好きのかっくんです。歴史スポットを一人気ままに探訪します。

<お城へぶらり 1> 高根城 見事に復元整備された遠江最北端のお城

こんにちは、rekikakkunです。

 

 ぶらりと単発で探訪してきました

 お城を「お城へぶらり」と題して

 ご紹介していきたいと思います。

 ~特にネタ切れの時にね(笑)~

 

 今暑いから行ってない。

 ⇒だからネタ切れ(^^♪

 

 極力歴史の流れと共に作りたいので、

 どうしようかと考えてて時間が

 経ちましたが、

 なんとか武田信玄最後の決戦、

 西上作戦に繋げられたらと思います。

 

 今回は初回として、信玄が元亀3年の

 西上作戦進軍時に通ったかもしれない

 秋葉街道、静岡県と長野県の

 境に近い水窪町にある、

 高根城をご紹介致します。 

 (遠江最北端の山城)

高根城 本曲輪に向かう(2021/4/18撮影)

 

 ~高根城の位置~

   地図①を南北に通っている道は

   国道152号線です。

   北は長野県上田市から諏訪、県境の青崩峠

   高根城のある水窪天竜川沿いに下って二俣

   を経て浜松へ至ります。 

   (秋葉街道、塩の道とも言われています)  

 

 

 ①高根城

  高根城は2001年に櫓や城門等を復元し、

  各曲輪と堀切等が整備された武田時代の

  山城構造を直に見ることが出来るところで、

  気軽に山城の雰囲気を楽しむことができます。

  ・・・とネットで分かったので車でパーっと

     行ってきました( ´艸`)

 

  また武田信玄が生涯最後の決戦として、

  元亀3年(1572年)甲府から諏訪を

  経由して三河遠江徳川領に侵攻しました。

  三方ヶ原の戦いで有名な西上作戦です。

  

  その南下ルートの一つである秋葉街道

  沿いに高根城が位置していますので、

  信玄が立ち寄ったかもしれませんね~。

  初回からこじ付けか~  ((((;゚Д゚))))

 

  さて高根城に行きましょうー(⌒∇⌒)。

 

  国道152号線からJR向市場駅

  方向に向かい、少し南へ登ると

  高根城の駐車場に到着しました。  

高根城の駐車場
駐車は充分な広さでトイレもありました。

    

駐車場から高根城に向かう山道

  標高420mとの事ですが、比高は150mで、

  中腹の駐車場まで車で行ったので、山道登頂は

  30分弱位でした。

  そして山頂の本曲輪、復元された門が見えてきました。

高根城 本曲輪 復元虎口、門

  

 そして上写真の位置から城の正面へ振り返ると・・・

 お~~凄い(゚д゚)!

高根城から水窪の町眺望1

  

高根城から水窪の町 眺望2

  雲一つない晴天、ちょっと別世界の絶景でした👍

  伐採されていて、山城では珍しく広範囲が見える。

  ベンチがあって、一人座ってのんびり眺めてました。

  これ目的でも充分かと。

 

  さて城中に入っていきましょう。

本曲輪の門

本曲輪の塀

本曲輪の復元井楼櫓

 さて、本曲輪を抜けると二の曲輪となりますが、

 本来は反対ですよね。

 尾根伝いに攻撃されるのを防ぐ構造と思いますので、

 お城をば~と通り過ぎて、反対の尾根側から再侵入

 します。

 

 

高根城南側に通じている尾根道

尾根から最初の曲輪?(縄張り図では城外)

尾根側から城を見る
正面は三の曲輪で、その手前に2重の堀切が
写真ではうっすら見えます

三の曲輪に向かう

城の反対側の急斜面(上の写真の右手)
ここは登れませんね~

三の曲輪の南側の2重堀切

2重堀切の一つを横から見る

 

三の曲輪から2重堀切を見る

 

三の曲輪から二の曲輪を見る

 

三の曲輪から二の曲輪に向かう

二の曲輪と三の曲輪間の深い堀切

 

二の曲輪から本曲輪に向かう

本曲輪と二の曲輪間の深い堀切

本曲輪に入る前に二と三の曲輪を見る

 

二の曲輪から本曲輪に向かう

 

本曲輪内に入りました



 本曲輪の門を越えると、最初の絶景ポイント

 になります。

 

 お城自体はそう大きくは無いですが、

 その城域は全体が整備されていて、

 イメージし易く復元された良いお城でした。

 

 さて信玄の西上作戦の初期ですが、

 信玄本隊は犬居城を接収し、

 周辺諸城を入手後、二俣城を攻撃します。 

 

 また別動隊として山県昌景東三河方面

 から作手亀山城長篠城、田峰城を主城

 とする山家三方衆を味方につけ、遠江

 侵攻します。

 

 次回はここらあたりで行ったことがある

 お城を紹介したいと思います。

 

 ご高覧ありがとうございました。