こんにちは-、rekikakkunです。
今回は滋賀県、群馬県に続く歴史探訪第3弾、
奈良県に5日間行ってまいりました。
まあ、古都であり修学旅行でも定番の奈良の事、
とても5日では回り切れませんよね。
奈良については、東大寺、法隆寺等の主要寺院
及び飛鳥はサイクリングで行ったことがあるので・・・
(凄い所だよ~と、小さかった子供を餌に家族5人を
サイクリングで連れまわしたのは十数年前。)
ん?誰も何が何だか分かってなかったとな?( ;∀;)
さて、今回の狙いを下記に定めました。
1.大河ドラマ 麒麟が来る でも存在感を
放ってました松永弾正久秀ゆかりの城巡り
2.日本三大山城の高取城攻城
3.万葉集でも歌われた大和三山を優雅に巡る
また奈良県は鉄道が豊富に通っており、
日本各地で雪の天候も多かったので、
宿泊拠点を「大和八木駅」1箇所に定め、
公共機関をメインに移動しました。
探訪場所の概要を下のグーグルマップ で示します。
①高取城(1日目) ④大和郡山城(4日目)
②藤原京、大和三山(2日目) ⑤多聞山城(5日目)
③信貴山城(3日目) ⑥平城京(5日目)
①高取城
高取城は日本三大山城の一つであり、
城下町との比高差446mは近世城郭日本一の
高低差をうたってます。
そこには明治まで存続した譜代植村氏高取藩の
城郭石垣が壮大に残されていました。
~(1)自宅から高取城入口まで~
予定では2,3日目にじっくり行こうと思って
ましたが、天気が一番良いのが初日との予報だったので、
早朝自宅を出て朝一の新幹線ひかりに乗り込みました。
前々日は日本各地で大雪だったので、標高583mの高取城、
大丈夫かな~とちょっと心配してパシャリ(撮影)しています。
京都から近鉄線に乗り換えて、高取城最寄りの駅である
壺阪山駅に10:06到着しました。
まず事前に調べていた駅を出て右側のロッカ-に荷物をと・・・
ん? ロッカーが無い?
トイレも無い(後で構内にあると聞きました)
駅員さんは? 居ない( ;∀;)
お、タクシーが1台。
初日強行軍なのでタクシ-で山頂入口まで行こうと思っており、
荷物とかどうしようかと悩んでいたら、後から団体様が
タクシ-に乗って出発・・・あ、あれ~
一人駅に残され、久々に途方に暮れました。
写真2でタクシーに変わって、
両手に荷物を持った私が立ち尽くす図柄(笑)
ここで、帰りに御城印を買おうと思っていた
「高取町観光案内所夢創館」に行ってみようと
歩いて15分程で到着し、管理人さんに事情を
お話したら、
「荷物預かるわよ、ロッカー撤去されてしまってね~」
と事情を把握してくれて預かって頂きました。(結果無料)
そして先程行ってしまったタクシーに連絡を
してくれて、折り返し来てもらう事に。
高取城の概略、地図等も頂き、人の親切に触れる
事が出来、感激しました。
助かりました、ありがとうございましたm(__)m。
さて10:40頃タクシ-が来てくれて夢創館を出発。
運転手さんが、旧藩主の植村氏が以前町長を務めていて、
今は不在だが、県指定文化財の長屋門に近年まで住んでいた
と教えてくれました。
コロナで最近の探訪ではあまり聞けない現地の方々の
お話を聞かせてもらい、大変嬉しかったです。
ちなみに本日は休日ですが、お客さんはここまで私と
先の団体さんの2組との事でした。
(ただし私が下山するまでに、お城で50人程お会いしました)
前日は凍結があったが本日はそれも無く、雪の影響は
無いとの事。ほ~良かった。
さてここで、高取城までの経路を下の写真4で示します。
赤線の夢創館から高取城壺坂口門跡付近までタクシーで登り、
その他は徒歩です。
(徒歩を下りだけにして楽しようという魂胆✨)
因みに青色を登っていくのが高取城としてメインの登城経路です。
やっとここからお城に入っていきますので、お城の縄張図です。
下図の右下あたりから登城します。
~(2)壺坂口への入口から大手門まで~
ここから、下の拡大図に赤丸数字で撮影ポイントを示します。
右下の①からスタートし、左上の⑨へ番号順に進みます。
図①:壺坂口への入口
タクシーに連れて行ってもらった場所が写真7です。
3、4台は路駐できそうです。
ただ私がこの写真を撮った後も10人以上入っていたので、
車を駐車したい場合、休日は早めが良さそうです。
ここから登城を開始します。(トイレもある模様)
図②:最初の石垣
上の写真8から歩いて1分経たずに、
え、もう石垣、これは期待大です(⌒∇⌒)
図③:壺坂口門
そして最初の門壺坂口門に来ました。
図④:壺坂口中門の入口
壺坂口の門と郭を終えると、これまで道沿いに多分家臣の
屋敷等の石垣囲いでしたが、図④の所から城全体を囲う
構成に変わっていく感じです。
図④の左手は高い位置に石垣があり、上から迎撃できます。
また図を見ると実際は右手方向が入口で、石垣に沿って
細い道を通らないと門には行けない構造の様です。
図⑤:壺坂口中門の正面
④を上がると・・・
おおお~、とうとう出ました、高い石垣✨✨✨
こんな立派な石垣が山の上にあるとは( ^ω^)
図⑥:壺坂口から⑦の合流点前の高石垣
右手に高石垣が見下ろしてます。
図⑦:壺坂口道から大手門手前の合流点を見る
この⑦の位置が大手門の入口で、かつ二の門、壺坂口、
吉野口の各登城道が合流する所です。
⑧大手門
この大手門から内側が城の中心部と言えそうで、
ここからずっと石垣だらけになりそうですよ(⌒∇⌒)
この辺りから所々に雪が少し残っていました。
⑨大手門櫓跡
⑨の位置まで来ることが出来るのが嬉しかったです。
守備側から攻撃側への視線がはっきり分かりますよね😊
主郭に至る登城道が大手門手前で合流し、かつ全て
到着する前に細くなってるのが良く分かります。
そしてその道に沿って石垣がそびえ、守備側が攻撃出来ます。
真ん中の木邪魔だな~(笑)
大手門虎口の構造が上から見えました。
石垣跡から虎口を見下ろすなんて、
なかなか見れない構図、凄いな~~~。
流石三大山城といわれる高取城、
全然一つでは描き切れないので、
今回は大手門までとし、次回主郭部を掲載します。
ご高覧ありがとうございました。
最初の前置き話が長かったですねm(_ _"m)
因みに次回最初の門の写真を掲載しますー。
まだまだ序の口よ( ^ω^)・・・
500m超えるの山なのに!